Library Of Ruina 10月時点のアーリーアクセス感想

「Library Of Ruina」とは

韓国のゲーム会社PROJECT MOONが作成したSCPリスペクトの異常存在の管理シミュレーションゲーム「Lobotomy Corporation」はSTEAMで発売されインディーズゲームにしては大きな反響を呼びました。
その世界観を引き継いだ次回作「Library Of Ruina」が2020年の5月にアーリーアクセスがスタートしました。
2019年の年末からクラウドファンディングが始まったのですが、目標額の4倍である2000万円を超える金額が集まりました。
自分も出資したのでサウンドトラックなどのリターンが楽しみです。
クラウドファンディング達成金額が大きかったため全キャラフルボイスで(後半はコロナのため収録遅れ)前作にはなかったOPがあり、主題歌もついています。
ちなみに主題歌はゴブリンスレイヤーの歌を担当した音楽グループMiliが作成しています。
その他にもクラウドファンディングのおかげか現在確認できる段階で劇中歌が2つも入っています。
PROJECT MOONさんのYouTube公式チャンネルで曲もゲームBGMも聞けるのでお勧めです。

ストーリーのあらすじ

図書館の館長となった前作のロボトミーコーポレーションの秘書AIアンジェラは、なぜか迷い込んできた底辺フィクサーのローランを召使として自らが求める完ぺきな1冊のために客を招待する…というのが話の始まりです。
ディストピアなこの世界で図書館で客を接待というのは、ボコボコにしてゲスト自らを本にするということです。
SCPリスペクトの前作はSCPのオブジェクトっぽいものは扱っていましたがロボトミーコーポレーションの立場は要注意団体に近いものでした。
今作の舞台である図書館はがっつり要注意団体で国(的なもの)から目をつけられて危険ランクがストーリーと連動してガンガン上がっていきます。

ゲームシステム

ゲームシステムは何度もアーリーアクセスだけあって何度も調整が入っており何度かぶっ壊れレベルのシステムやスキルが生まれて即修正を食らったりしました。
アーリーアクセスなので正式版でうまい感じになればいいと思っています。
基本的には毎ターンごとに各キャラがコストを支払ってカードを使い、そのカードのダイスを用いて攻撃や防御判定を行って相手を倒すというものです。
前作のシミュレーションゲームとはジャンルを大きく変えてきましたがただ見ている時間が減ったので自分的には気に入っています。
また、相手を倒して本にして、その本を焼くことにより装備とカードが手に入ります。
装備が充実するまでいくらでもガチャができるので前作のギフト狙いの連続作業より繰り返しの戦闘が楽しいです。
前作に出てきた幻想体もバトルの助けとなってくれ、そのために幻想体との特殊バトルがあります。
彼らの特徴を生かした攻撃方法や攻略方法が見られるので前作をやっていた人なら辛酸をなめさせられたあの時を思い出して懐かしい気分になれるでしょう。

キャラ紹介

・アンジェラ
主人公格で彼女の目的のためにこの話は進んでいきます。
前作で彼女だけ救われていないためことあるごとに前作主人公への呪詛が飛び出します。
自我が芽生えた機械であり、世間知らずなのもあってローランとのやり取りでいろいろ学んでいる最中です。
復讐者(被害者)であり加害者でもある立場でどういったエンドを迎えるのかファンはハラハラして見守っています。
・ローラン
図書館に迷い込んだ自称底辺フィクサーです。
いきなり四肢をもがれて図書館で働くこととなるものの経験の豊富さとコミュ力の強さでアンジェラたち図書館のメンバーと打ち解けていくキャラクターです。
前作について知らないのと外の社会情勢に詳しいため、前作について語ってもらうきっかけと世界観説明に非常に役に立つキャラです。
しかし逆に詳しすぎたり社会に順応しすぎて物凄くドライな一面をのぞかせるのでアンジェラとは別の意味でハラハラさせるキャラです。
・司書たち
前作のセフィラたちが続投です。
アンジェラと一時的な協調関係にあり前作や今作の始まる前に何があったかなども語ってくれます。
・ゲストたち
様々な理由で(たいていケツに火がついて)やってくる敵キャラです。
しかし図書館に来る前にそれぞれのストーリーを見せて世界観の広がりと無常さを見せつけてくれます。
話が一つ作れそうなキャラたちも最終的には本にしていくので主人公側が正義ではないことをいやというほど味合わせてくれます。

個人的なお気に入りポイント

1.OPが素晴らしい
歌も映像も素晴らしくて特にカルメンと鏡で向かい合わせのシーンは前作をプレイした人ならぞくぞくしたと思います。
配信日当日の夜は脳が興奮しすぎて曲が脳内にかかって寝付けませんでした。
2.フルボイス
残念ながら向こうの母国語である韓国語のみですが、演技もいい感じでぽっと出のモブも声付きなのでストーリーに入り込みやすいです。
主要キャラも声の感じがイメージ通りで酒盛りのシーンなどはにやにやして聞いていました。
3.主人公ローランのコミュ力が高い
前作主人公が才能に全振りした人間だったので相手の地雷を避け、うまくやっていこうとするローランが結果的に前作主人公の死体蹴りとなっているのが笑えます。
4.容赦ない描写
前作でも職員が寄生されたり破裂したり、バッドエンド時空に取り残されたり怪物の外皮にされたりとひどい目に遭わされていましたが今作でもそのえげつなさを見せてくれます。
その極致ともいえるのが愛の町で優しい感じの劇中歌付きでプレイヤーの心をえぐってくれます。
5.何とかなる難易度
前作は自分が200時間以上かけてクリアしたかなりの難易度のゲームですが、今作もその厳しさは保たれています。
しかし情報を集めて準備を整えたならば九蓮宝燈レベルにダイスが腐らない限り勝てます。
TCGのデッキ構築にも通ずるものがあって楽しいです。
6.使用キャラに愛着を持ちやすい
前作と違ってキャラロストがない(どっちかというと死ねない)のでカスタマイズしたお気に入りキャラが死んでやり直しということがありません。
キャラの見た目を変えるMODもSTEAMのページに投稿されています。
7.オフィサーがいない
前作の(味方なのに)ある種のお邪魔キャラだったオフィサーがいなくなっていてストレスがだいぶ軽減された気がします。
ある程度手慣れた管理人だとゲームでの1日の開始時に処刑弾でオフィサーを死体も残さず消し飛ばすのはよくあることなので。
現在10月はアップデートお休み中なので今から追いつきたい人はおすすめです。

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