ベテラン漫画家の良コミカライズ「魔法? そんなことより筋肉だ!」


今期のアニメ「ダンベル何キロ持てる?」が人気ですね。

これはサブカル界に「筋肉」への追い風が吹いていると言っても過言ではありません。
そこで今回は「筋肉」をウリにした小説家になろう小説のコミカライズを紹介したいと思います。

引用元:小野寺浩二、 https://twitter.com/onoderakoji

 

どんな漫画?

この漫画はニコニコ静画のコミックウォーカー(http://seiga.nicovideo.jp/comic/34677)とコミックウォーカー公式サイトで最初の3話と最新話が月刊連載されています。

これは小説家になろうにどらねこ先生が連載していた「魔法? そんなことより筋肉だ!」が書籍化され、さらにそれを小野寺浩二先生がコミカライズしたものです。

ストーリーは森深くで筋肉を鍛えて過ごしていた青年ユーリがエルフの少女フィーリアと出会い、強敵を求めて共に旅立つというものです。

主人公ユーリは筋肉での力業による空中歩行などを「筋肉魔法」と呼び、基本的に圧倒的なパワーと鋼の肉体で無双していきます。
ですが主人公は世界最強というわけではなく、小野寺先生のコミカライズによりさらに筋肉愛と絵で押し切るパワーを感じさせる怪作に仕上がっています。

コミカライズした小野寺先生って?

この「魔法? そんなことより筋肉だ!」を漫画化した小野寺浩二先生はマンガ家歴25年を超えるベテランで熱血とギャグが入り混じった作風をされています。
また重度のメガネスキーのようで小野寺先生のツイッターやピクシブを見るとその嗜好の一端が垣間見れます。
一見すると少年誌のような絵柄をしており、漫画のあとがきで本人が述べているように美麗な絵(特にヒロイン)が求められるこういった小説のコミカライズには一見不向きかのようですが、先生の暑苦しさとギャグが入り混じった作風によりもともといい意味でバカだった原作がさらに馬鹿に進化しています。

漫画版のここがパワーアップしている

現在出ている漫画版2巻分と書籍版1巻分の違う点で自分の印象に残ったものを比べてみたいと思います。

書籍版

漫画版

ランクを上げて強いやつに会いたい!そしてランクを上げてより強いやつと!最高の流れだ!

謎の目標達成への図解付き

筋肉無限浪漫軌道(見ればわかるが狂気さえ感じる)

もらったミサンガをすぐに切ってしまったお詫びにフィーリアに似合う服を探す

上半身半裸の筋肉ダルマが荒い息で服を吟味(通気性を見るために顔に押し当てて呼吸など)

描写なし

人を待つ際にさりげなく空気椅子

勧誘を断ったチンピラが筋肉ランドの嘘でだまし討ちしてきた

いかれた筋肉ランドの詳細なイメージ図と筋肉神のインパクト大の絵

チンピラのお仕置に一緒に筋トレ

サラッと数行で描写

たっぷり4ページ以上使って実際に事務などで行われている筋トレを描写

描写なし

謎のメガネサービスシーン

(おそらく100%先生の趣味)


他にもまだ単行本化されていませんが、大会でのライバルキャラを主人公が評価するのですが、書籍版だと性格が悪そうでも強そうだから楽しめそうだと思います。
しかし漫画版では高圧的で弱者に厳しい態度を手を抜かないとしたり、ネジくれた謎のプライドの高さを負けを簡単に認めなさそうだから死闘を楽しめると高く評価したりと主人公の戦闘馬鹿さがパワーアップしています。

書籍版だとクスッと笑う程度の描写がマンガだと大笑いして軽く狂気を感じるレベルに昇華されているので是非お勧めです。

なろう小説のコミカライズは作画ガチャなどといわれたりしますが、作風に合うあたりを引いたといえるでしょう。

もうすぐ3巻発売ですが楽しみです。

2019-08-21

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