Blenderで排水口のフタを作成

3DCGソフトのBlenderで3Dデータを作成して、3Dプリンターで物を作れると聞いて、Blenderの勉強の成果(まだ途中ですが)を試したくなりDMM.makeサービスで何か物を作ってみることにしました。
作る3Dデータは単純なものがやり易いだろうと考えたので、浴室の排水口の割れたフタを新しく作ることにしました。
実物があるのでそれをそのまま図ってデータにすればいいので難易度は低いです。
この記事で3Dデータをどのようにして作っていったかを書いていこうと思います。

3Dプリンター用のデータを作るための初期設定

これから書いていく内容は2019年6月9日時点のBlenderバージョン2.80のものです。
また、Blenderの基礎知識がある前提で書いていきます。

Blenderのデフォルトの設定だと作ったオブジェクトが何ミリなのか分からないので、基本単位(1mmが多い)を設定します。

右のメニューの「シーン」の「単位」を開きます。
「単位系」を「メートル法」にして、「単位の倍率」を「0.001」にすると基本単位が1mmとなります。

デフォルトの箱状のオブジェクトは選択して、右クリック→「削除」で消しました。
「カメラ」と「光源」もいらないので同様に削除します。

 

一番大きい基本のパーツを作る

基本のパーツとなる一番大きい板状のパーツを作ります。

上のメニューの「追加」→「メッシュ」→「立方体」で立方体を作成します。
オブジェクトを選択して右のサイドバーを出して「アイテム」→「トランスフォーム」の「寸法」からサイズを調整します。

角を取るために「編集モード」にして、「辺選択モード」で四隅の辺を選択して「辺」→「辺をベベル」で角を取ります。
「幅」で丸める範囲を、「セグメント」で角を何角形にするか決定します。

それでできたのが以下のオブジェクトです。

パーツ

 

裏側のふちを作って結合する

次に中心部に排水溝に沿った円形のふちを作成します。
「追加」→「メッシュ」→「円柱」から上と下のふたの部分がない円柱を作って、右メニューの「モディファイヤー」→「ソリッド化」から厚み付けをします。

先ほど作ったオブジェクトも今作った円状のふちも原点を基準に作成されているので、円をそのままZ軸上に上げていけばちょうどいい配置になります。
適切な位置に配置したら2つのオブジェクトを選択して右クリック→結合します。

角にも縁を作るので角の部分の辺を複製して、Z軸上に必要な長さの分上げて頂点を結び、面を作成して厚みをつけます。

角から円状のふちにも結ぶ形でふちを作るので、新しく立方体のオブジェクトを作成してちょうど合うように寸法と位置を合わせます。
そして右メニューの「モディファイヤー」→「ミラー」でそれぞれ対象になるようにコピーします。

最後にすべて選択して結合したのが以下の画像です。

完成品

 

3Dデータを出力する

色付けをするならばマテリアルで質感やカラーを選択する必要がありますが、今回はしないので無しです。

左上の「ファイル」→「エクスポート」で形式を選んでデータを出力します。
今回はDMM.makeサービスで対応しているstl形式にしました。

これで排水口のフタを作るための3Dデータが完成です。

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