Blender 2.9でPBR Materialsが使えるか試してみた
Blender 2.9にアップデートしたのでアドオンの「PBR Materials」が使えるか試してみました。
PBR MaterialsとはBlenderのアドオン(拡張機能)のひとつで有志の方が作成して無料で配布してくださっています。
これを使うと様々なマテリアル(素材の感触)とテクスチャ(表面の傷や模様)を表現することが可能となります。
1.アドオンをダウンロードする
公式サイトからアドオンをダウンロードします。
2.アドオンのインストール
Blenderの上のメニューから「編集」→「プリファレンス」→「アドオン」と進んで「インストール」を押します。
ダウンロードしたPBR MaterialsのZIPファイルを選択して「ファイルからアドオンをインストール」を押します。

3.アドオンの有効化
「編集」→「プリファレンス」→「アドオン」からPBR Materialsアドオンを探してチェックボックスをONにしてアドオンを有効化します。

これで導入完了です。
試しに使ってみる
右のタブに「マテリアルプロパティ」があるので見るとPBR Materialsの項目が追加されているので今回は「プラスチック」の質感を選んでみます。
その結果がこれです。(シェーディングを切り替えてマテリアルの感じが見れるようにしてあります)

上のモードを「Shading」に切り替えるとどのようにマテリアルが適用されたか見ることができます。
またこの画面からもPBR Materialsでマテリアルの適用ができます。

ここでPBR Materialsからテクスチャを選択してノードとして追加し、反映させてみます。
ちなみにテクスチャはこの辺にありました。


レンガっぽいプラスチックになりました。
テクスチャとマテリアルを組み合わせることにより様々なものの質感をより簡単に作り出せそうです。